子どもとの毎日は、ただでさえ大変ですよね。
朝の支度、保育園や幼稚園の準備、仕事、帰宅してからの夕飯、お風呂、寝かしつけ……。
「今日もやっと終わった」と思ったら、もう明日の準備。
そんな毎日の中で、
「防災のことまで考える余裕がない」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、子どもがいるからこそ、一度は考えておきたいのが災害への備えです。
もし突然、大きな地震が起きたら?
停電や断水が何日も続いたら?
子どもから「おなかすいた」「トイレに行きたい」「のどが渇いた」と言われたとき、すぐに対応できるでしょうか。
大人なら少し我慢できることでも、子どもには難しいことがあります。
だからこそ、子育て家庭の防災は、災害を恐れるためではなく、子どもの安心と家族の生活を守るための準備として考えておきたいものです。
防災リュックを用意しているご家庭も多いと思います。
でも、防災リュックだけで本当に十分でしょうか?
自宅で避難生活を送ることになった場合、リュックの中身だけでは足りないこともあります。
この記事では、子育て家庭がまず確認しておきたい、
- 水
- 非常用トイレ
- カセットコンロ
この3つの防災備蓄について、必要な量や一緒に準備しておきたいものをまとめます。
防災備蓄は何から始める?まずは「水・トイレ・火」
防災用品は種類が多く、「何を買えばいいのかわからない」と迷ってしまいますよね。
そんなときは、まず災害後の生活に欠かせないものから優先して備えるのがおすすめです。
特に重要なのが、
「水」「トイレ」「火」
の3つ。
この3つを備えておくだけでも、自宅で避難生活を送るときの安心感が大きく変わります。
① 水|飲み水だけでなく生活用水も考える
災害時に欠かせないものといえば、まず「水」。
水は飲むためだけでなく、
- 手や顔を洗う
- 食器を洗う
- 調理する
- トイレなどの生活に使う
など、さまざまな場面で必要になります。
飲料水は「1人1日3L」が目安
まずは家族全員分の飲料水を準備しましょう。
目安は、1人あたり1日3L、最低3日分です。
たとえば4人家族なら、
| 期間 | 必要な水の量 |
|---|---|
| 1日 | 12L |
| 3日 | 36L |
| 7日 | 84L |
となります。
家族の人数が多いと、必要な水の量もかなり増えます。
「そんなに一度に準備できない……」という場合は、少しずつ買い足していけば大丈夫。
普段から多めにストックして、使った分を買い足すローリングストックにすると、無理なく備蓄を続けられます。
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長期保存できる水や、まとめ買いできる飲料水を準備しておくと便利です。
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水を「運ぶ」ための準備も忘れずに
断水が長引くと、給水所まで水を取りに行く必要が出てくるかもしれません。
そこで準備しておきたいのが、
- ウォータータンク(蛇口付き)
- バケツ
- 買い物カート
など。
水はとても重いため、「どうやって家まで運ぶか」まで考えておくことが大切です。
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② 非常用トイレ|災害時に「一番困った」を防ぐ
防災というと、食料や水を最初に思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、忘れてはいけないのがトイレです。
地震や断水などによって水が流せなくなると、普段どおりトイレを使えなくなる可能性があります。
特に子どもがいる家庭では、
「トイレに行きたい!」
と言われたときに、使えるトイレがないという状況はできるだけ避けたいですよね。
だからこそ、非常用トイレは水や食料と同じように、事前に準備しておきたい防災用品です。
非常用トイレは何回分必要?
非常用トイレは、家族の人数と使用回数から考えてみましょう。
1人1日5回使用すると仮定した場合、4人家族なら、
| 期間 | 必要な回数 |
|---|---|
| 1日 | 20回分 |
| 3日 | 60回分 |
| 7日 | 140回分 |
が目安になります。
まずは3日分、できれば1週間分を目標にすると安心です。
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非常用トイレには、凝固剤や処理袋がセットになったものなど、さまざまなタイプがあります。
家族の人数や収納スペースに合わせて、必要な回数分を準備しましょう。
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非常用トイレは災害時だけでなく、車での長距離移動や渋滞時にも役立ちます。
子ども用のおむつや衛生用品も忘れずに
非常用トイレだけでなく、普段から使っている衛生用品も備えておきましょう。
- トイレットペーパー
- おしりふき
- おむつ
- 生理用品
特におむつは、支援物資が届いたとしてもサイズが合わない可能性があります。
普段から使い慣れているものを、少し多めにストックしておくと安心です。
③ 火|カセットコンロとボンベをセットで備える
停電やガスの停止が起きると、普段どおりに調理できなくなる可能性があります。
そんなときに役立つのがカセットコンロです。
カセットコンロがあれば、お湯を沸かしたり、温かい食事を作ったりできます。
災害時に温かいものを食べられることは、子どもにとっても大きな安心につながります。
特に小さな子どもがいる家庭では、できるだけ普段に近い生活を維持できるように備えておきたいですね。
カセットコンロとボンベはセットで!
準備しておきたいのは、
- カセットコンロ
- カセットボンベ
の2つ。
コンロ本体だけあっても、ボンベがなければ使えません。
ボンベの備蓄量は、家族の人数や使用頻度、調理方法などを考えて準備しましょう。
保管方法や使用期限については、必ず商品の表示や取扱説明書を確認してください。
また、カセットコンロを使用するときは十分に換気し、安全な使い方を守りましょう。
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カセットボンベも忘れずに
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子育て家庭の防災備蓄チェックリスト
最後に、今回紹介した3つの備えをチェックしてみましょう。
【水】
□ 家族の人数分の飲料水がある
□ 最低3日分の水を備蓄している
□ ウォータータンクを用意している
□ 水を運ぶ方法を考えている
【非常用トイレ】
□ 家族の人数に合った非常用トイレがある
□ 最低3日分を備蓄している
□ トイレットペーパーを備蓄している
□ おむつ・おしりふき・生理用品を用意している
【火】
□ カセットコンロがある
□ カセットボンベを備蓄している
□ 安全な保管方法を確認している
防災備蓄は「完璧」じゃなくていい
「防災用品を全部そろえなきゃ」と思うと、なかなか始められません。
でも、最初から完璧に準備する必要はありません。
まずは、
水・非常用トイレ・カセットコンロ。
この3つが家にあるか確認するところから始めてみませんか?
そして、子どもの年齢や家族構成に合わせて、おむつやおしりふきなど必要なものを少しずつ追加していきましょう。
普段は当たり前に手に入るものでも、災害時には手に入らなくなる可能性があります。
だからこそ、普段の暮らしの中で少しずつ備えておくことが大切です。
子どもが「怖い」と感じたときに、少しでも安心できる環境を作ってあげられるように。
家族を守るための防災は、今日できる小さなことから始めていきましょう。
防災用品をまとめてチェック
今回紹介した防災用品は、普段の生活でも使えるものが多くあります。
「買い替えのタイミングで防災用も少し多めに買う」
「日常的に使って、使った分を補充する」
そんな方法なら、無理なく防災備蓄を続けられます。
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※備蓄量は目安です。家族構成や住んでいる地域、自治体の防災計画などに応じて調整してください。


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