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子どもの「めんどくさい」が口ぐせに。その原因は、私の口ぐせだった

子育て・知育

「めんどくさい」

子どもがそう言うたびに、私は注意していました。

「また『めんどくさい』って言ってるよ」

「めんどくさいって言わないの」

「やる前から『めんどくさい』って言わない!」

宿題をするときも、明日の準備をするときも、片づけをするときも。

何かを頼むと、

「めんどくさい」

と返ってくる。

そんな子どもの様子を見て、

「どうして何でも『めんどくさい』って言うんだろう」

「そんなことばかり言っていたら、何もできなくなっちゃうよ」

と思っていました。

でも、あるときふと気づいたんです。

「めんどくさい」って、私もよく言っている。


「めんどくさい」が口ぐせだったのは、私だった

思い返してみると、私は毎日のように「めんどくさい」と言っていました。

「洗濯物たたむの、めんどくさいな」

「ごはん作るの、めんどくさい」

「片づけるの、めんどくさいなぁ」

「明日の準備、めんどくさい」

……あれ?

私、めちゃくちゃ言ってる。

子どもが「めんどくさい」と言うたびに、

「そんなこと言わないの」

と注意していた私。

でも、その言葉を一番身近で聞いていたのは、子どもだったんですよね。

子どもに「めんどくさいって言わないで」と言いながら、私自身が「めんどくさい」を口にしていた。

そう思ったら、なんだか子どもに申し訳なくなりました。


子どもは、親の言葉をよく聞いている

子どもは、親が思っている以上に私たちのことを見ています。

言葉づかい。

仕草。

何気ない口ぐせ。

「そんなことまで真似するの?」

と思うようなことまで、いつの間にか使っていることがあります。

もちろん、子どもが「めんどくさい」と言う理由がすべて親にあるわけではありません。

疲れていることもある。

遊びたいこともある。

難しいことから逃げたくなることもある。

それは子どもにとって自然な気持ちです。

だからこそ、

「めんどくさいって言わない!」

と叱るだけではなく、

「どうして、めんどくさいと思ったんだろう?」

と考えてみることも大切なのかもしれません。

そしてその前に、まずは私自身が、自分の言葉を見直してみようと思いました。


「めんどくさい」の中には、別の気持ちが隠れている

子どもが「めんどくさい」と言ったとき、

「また言ってる」

とすぐに反応するのではなく、

「何がめんどくさいの?」

と聞いてみる。

すると、その言葉の奥に別の気持ちが隠れていることがあります。

「やることがいっぱいだから」

「今は遊びたいから」

「難しそうだから」

「疲れているから」

「どうやったらいいかわからないから」

「めんどくさい」という一言だけでは分からなかった気持ちが、少し見えてくることがあります。

そう考えると、

「めんどくさいって言わない!」

と否定するよりも、

「そっか、やることがいっぱいで嫌なんだね」

「じゃあ、まずひとつだけやってみようか」

と声をかけてあげられる気がします。


「めんどくさい」と思うことは、悪いことじゃない

私は子どもに「めんどくさいって言わないの」と言っていました。

でも、よく考えたら、大人だって毎日のように「めんどくさい」と思います。

家事も。

仕事も。

片づけも。

毎日の細かいことも。

疲れていたら、何もしたくない日だってあります。

だから、

「めんどくさいと思っちゃダメ」

ではなく、

「めんどくさいと思ったとき、どうする?」

を一緒に考えていけばいいのかもしれません。

全部やらなくてもいい。

完璧じゃなくてもいい。

まずはひとつだけやってみる。

5分だけやってみる。

誰かに「一緒にやろう」と言ってみる。

それでも無理なら、

「今日は休もう」

と決めてもいい。

「めんどくさい」という気持ちをなくすのではなく、その気持ちとどう付き合っていくか。

それを親子で考えていけたらいいなと思っています。


子どもを変える前に、まず私が変わってみる

子どもに「こうなってほしい」と思うことは、たくさんあります。

素直な子になってほしい。

自分から行動できる子になってほしい。

最後まであきらめない子になってほしい。

人に優しくできる子になってほしい。

でも、子どもにそうなってほしいと思うなら、

まずは自分がやってみる。

それも大切なのかもしれません。

「めんどくさい」と思ったときに、

「どうしたらできそうかな?」

と考えてみる。

すぐに全部やろうとせず、ひとつだけ始めてみる。

そして、できたら「できたね」と自分にも声をかける。

そんな姿を子どもに見せていけたらと思います。


お母さんも、まだ練習中です

あなたに、

「めんどくさいって言わないで」

と言っていた私だけど、

実は私も「めんどくさい」が口ぐせになっていました。

ごめんね。

だから、これからは一緒に練習したい。

「めんどくさい」と思ったら、

「どうしたらできそうかな?」

って考えてみる。

できたら、一緒に喜ぶ。

できなかったら、

「今日は無理だったね」

って笑う。

そんなふうに、一緒にやっていけたらいいなと思っています。

親になって何年経っても、私もまだまだ練習中。

子どもに教えることばかりではなく、

子どもから教えてもらうことも、たくさんある。

今回の「めんどくさい」という口ぐせも、子どもを直すための出来事ではなく、

私自身の言葉や姿を見直すきっかけを、子どもがくれた。

そんなふうに思っています。


「めんどくさい」と思ったときこそ、小さな一歩

「めんどくさい」と思うことは、悪いことじゃない。

疲れることもあるし、やりたくないこともある。

でも、

「めんどくさいから、やらない」

と決める前に、

「まずはひとつだけやってみよう」

と思えたらいい。

子どもにも伝えたいけれど、これは私自身にも伝えたい言葉です。

完璧じゃなくていい。

全部できなくてもいい。

まずは小さな一歩から。

これからは子どもと一緒に、そんな練習をしていきたいと思います。

そしていつか、

「めんどくさい」と言っている自分に気づいたら、

「まずはひとつだけやってみようか」

と、お互いに声をかけられる親子になれたらいいなと思っています。

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